誰が口論を始めて、誰が感情を抑え、誰が感情を出しているかはっきりさせようとするのは時間の無駄なのです。
大切なことは、二人が心の緊張をほどき、複写によって心のつながりを取りもどすことです。
では、口論するに至ったフレッドとウィルマの会話を見てみましょう。
ウィルマ――ねえ、業者と話したんだけど、まだカーペットを敷いていないそうなの。
それだけじゃなくて、照明器具がどこにあるのかわからないんですって。
フレッド――それ、どういうことだ?照明器具がどこにあるかわからないって。
ウイルマ――まだ到着してないのよ。
トラックに積んでどこかにあるはずなんだけど、もう工場を出てから2週間もたってるのよ。
本当に心配になってきたわ。
フレッド――おい、そんなに気にするなよ。
ウィルマ――私は心配だわ。
もし照明器具が間に合わなかったらどうなるの。
オープニングの時にみっともないのは嫌よ。
フレッド――そんな心配はやめろよ。
何もかもうまくいくさ。
心配したって何にもならない(いらいらしながら)。
ウィルマ――たぶん私たちには無理だったのよ。
新しい仕事にはとても責任が持てないわ……こんな大変なこと。
どうして私の気持ちがわからないの。
フレッド――僕が全部手配してる。
これは僕の企画なんだ。
だからきみは僕を信じて黙っていてくれ。
ウィルマ――信じてるわよ、でも……。
フレッド――信じてないよ。
つまらない照明器具のことで、なぜまだくよくよしてるんだ。
そんなこと、忘れるんだ。
ウィルマ――忘れられないわよ。
怒鳴るのはやめて。
フレッド――きみは自分の問題が何なのかわかっているのか。
きみは僕を信じていないんだ。
きみは混乱しているんだ(フレッドは癇癪を起こしてしまった)。
フレッドとウィルマは気持ちがすれ違って、大喧嘩になってしまっています。
このまま喧嘩を続けると、二人とも爆発してしまうか、問題を全部押し隠して、二人の間に根深い恨みを残してしまう。
このような場合の解決策は、口喧嘩するのはやめて、複写テクニックを用いて感情的な緊張をほぐすことです。
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